「両建て」と呼ばれるFX手法も実践しています。
両建てとは?
買いスワップが高い業者+売りスワップが低い業者
=金利差をプラスにする手法です。
(スワップ=通貨の金利差)
例えば各国の金利が、
日本=0.5%
米ドル=2.0%
ユーロ=4.0%
豪ドル=7.25%
南アフリカランド=11.5%
だった場合、
南アフリカランドと日本円のスワップポイントは、
11.5%-0.5%=11%となります。
(数字は変動します)
実際にはレバレッジも考慮し、
各業者1日のスワップポイントを円単位で公表しています。
スワップポイントは基本的に毎日付与されますが、
買い=もらう
売り=支払う
というイメージになります。
この時スワップポイントが大きな通貨間において、
「もらえるスワップポイントが多い業者」
+
「支払うスワップポイントが少ない業者」
を組み合わせて、
1日にもらえるスワップポイントをプラス
にします。
ここで日本円と金利差が大きい、
南アフリカランド(ZAR)で主要業者を見てみます。
【FX業者名・買いスワップ(円)・売りスワップ(円)】
DMM.com証券・100・-100
マネーパートナーズ・90・-190
ライブスター証券・140・-160
SBIFXトレード・140・-150
GMOクリック証券(くりっく365)・140・-150
となります。
(スワップポイントは日々変動します)
ここで、
買い=買いスワップポイントが高い会社
売り=売りスワップポイントが低い会社
でポジションを持ってみます。
例えば、
買い=GMOクリック証券(+140円)
売り=DMMFX(-100円)
でポジションを持ちます。
ですのでこの場合は、
「毎日の利益=買いスワップー売りスワップ」
=GMOクリック証券(+140円)−DMMFX(100円)
=40円の利益/日
となります。
(今回の計算は10万通貨単位です)
*スワップは変動しますので、
マイナスになるリスク、業者の入れ替えが発生する可能性はあります。
このトレード画面は売りポジションを6日間持ちました。
売りスワップ100円/日×6日間=-600円
と表示がされていますよね。
(建玉損益はトレード差額で+10,600円でした)
DMMFXの詳細はこちらの公式サイトよりご確認ください。
(公式)DMM FX
日常のトレードに加え、
こういったスワップポイントを利用して、
毎日安定的に利益を積み上げていくことも、
リスク分散としてひとつ有効かなと感じています。
個人的に私は今回ご紹介したように、
買い=(公式)GMOクリック証券
売り=(公式)DMM FX
を利用しています。
両業者とも、
・口座数が伸びている
・操作性が良い
・スプレッドが縮小されてきている
・新しい試みが多い
のでこれからも利用していたら楽しい業者なんじゃないかなと感じています。