外貨を持つメリットは「ハイパーインフレ対策」と「為替リスクヘッジ」だと思います。
(参考)ハイパーインフレ対策とは
ハイパーインフレによって物価が上がり「円」の価値が下がった時、
円しか持っていないとその分貨幣の資産価値も減ってしまいます。
しかしドルなどの外貨も持っていれば為替の効果によって、
トータルの貨幣資産価値を維持することができます。
(例)物価が2倍になった時
・円だけ保有→価値が半分(預金も半分)
・円とドルを半分ずつ保有→円は半分、ドルは2倍
(円安ドル高)=トータルで資産価値はそのまま
ざっくりとした計算ですが方向性はこうなります。
私は「積立FX」と「外貨預金」をしているので、
友達から外貨の持ち方を聞かれることもあります。
(参考)積立FXとは
自分なりに教えるのですが「腰が重い」人が多い印象です。
おそらく理由は、
「難しそう」「馴染みがない」「そこまで危機感がない」
などの気持ちだと思います。
歴史を辿れば日本は「銭」という通貨単位を切り捨てたり、
預金封鎖をしてきた事実があるので、
いつまでの「円」の価値が維持、上昇する保証がないことは分かります。
ですが生きている間に起こっていないので「実感」が薄いんだと思います。
「そうなってからでは遅い」ので、
周りの友達にはまずは少量でも外貨を持って欲しいと思っています。